串焼き
串焼きは日本の料理の中で僕の特に好きなものの一つなんだけど、なんでイギリスではこんなにも流行らないものかなと不思議に思うよ。豚・牛・鶏がお店特有の塩と胡椒の絶妙なバランスで味付けされ、店主さんによってじっくりと焼かれてるんだ。
なにより完璧だよ。そして、多くの串焼き屋さんはなかなか注目されていないのが現状なんだ。一度おいしい串焼き屋さんに行ったら多くの人が行っているお店は、塩気が強すぎたり、乾いてしまっていたり、焼き過ぎていたりしてダメだといえるようになるはずだよ。
運のいいことに、盛岡に住む地元のプロ・Quinlanは“よろず”という新しくて素晴らしい串焼き屋さんを紹介してくれたんだ。そこは隠れ家的お店で、盛岡駅から10分ほど行った下町方面にあるんだ。
お店の雰囲気はまるで昭和のころにタイムスリップしたみたいだよ。(1950年代から1960年代のようなね)
僕たちはトマトの豚肉巻き、チキンの手羽先、アスパラの豚肉巻き、マッシュルーム、そしてとり皮などを食べたよ。
確かにいちいち選んで注文したりするのはかなり注文が遅くなったりしそうだけれど、絶対約束できるのは、正しい調理法で作られた料理に勝るものはないって。
店名:萬 YOROZU