DAY3 ~おとぎ話の世界のような町・七ヶ宿~

七ヶ宿はおもしろい町です。特に冬場は、この町自体が美しい観光スポットなのです。雪がたくさん降るこの町の魅力を探っていきましょう。
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七ヶ宿を運転していると、まるでおとぎ話の世界にいるかのような気持ちになります。白雪姫と7人の小人が遊んでいるのではないかという感覚です。
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雪の彫刻はこの町のいたるところで見つけることができます。
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クオリティーが高いものもありますが、とってもおもしろいものもありますよ。

七ヶ宿ダム アメリカ・フーバーダムの改良版

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何年か前に、まだ私がアメリカで勉強していたころ、世界的に有名なフーバーダムへ行きましたが、私は七ヶ宿ダムの方が好きです。七ヶ宿ダムでは、なんとダムの内部を見学できるのです。

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ダム内の通路は、上の写真のように大きな石でできています。これは、映画や、アクションゲームでよく見られる光景ですよね。
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しかし、七ヶ宿ダムは観光客のためにイルミネーションを開催しているのです!

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ブラックライトを使用することで、暗闇の中で魚がいきいきと躍っています。

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七ヶ宿ダムは、宮城県南地域はもちろんのこと、仙台市や富谷市にも水を供給しています。

すばらしい技術がつまったダムなのです。
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七ヶ宿ダムは自家発電で管理されており、これは水車をまわすことで得られる電気によるものです。
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ダムの外はとても風が強かったのですが、水門を見ることができました。
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七ヶ宿ダムの見学は、教育的すぎず、とても楽しむことができました。

3歳から75歳までの人が楽しめます。
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七ヶ宿ダムの住所は以下の通りです。ダム見学に参加しましょう。日本がどう発展してきたのかは水運にありました。

そば吉野屋  150年の歴史を持つ蕎麦屋

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祖父から、祖父が幼かった時の物語を聞き、自分がその物語と同じ経験ができるということを想像してみてください。現実に、30分ほどですが、祖父が昔はよく行ったであろう蕎麦屋に行くことができます。

そば吉野家は、単なる蕎麦屋ではなく、ライフスタイルを教えてくれる場所なのです。

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そば吉野家は、安藤と大きく書かれている家の向かいにあります。この家はかつて参勤交代の際の大名の宿泊場所として利用されていました。

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そば吉野家には、歴史や思い出がつまったものが飾ってあります。このような歴史ある日本の建物の内部で腰をおろすことができ、光栄に思います。しばらく目を閉じ、時の流れを感じていました。私の知らない過去にタイムスリップしている感覚でした。

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そば吉野家の食べ物は非常においしかったです。それもそもはず、店主自信で食材を一つ一つ選んで購入しているのです。しかし、残念なことに、大量に作ることはできないので、すぐに売り切れてしまいます。

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そばは私の大好物ではないのですが、付け合わせのものと一緒に食べると、不思議なことにとてもおいしく感じました。店主は、そばを熟知しているのですね。

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日光が直接まどからお店の中へ差し込むため、写真家である私にとって、そばだけが私を大喜びさせてくれたわけではありません。

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「私が23年前に父親から受け継いだように、息子が戻ってきてこのお店を継ぐ予定なんです」と笑いながら誇りをもって店主は言いました。

私はこのそばの味を決して忘れません。

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住所は以下の通りです。祖父と同じ経験をすることができます。

七ヶ宿くらし研究所  名前に騙されないで!

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七ヶ宿くらし研究所は研究施設だけではなく、カフェでもあります。カフェ機能を備えた、移住・定住の相談も受け付けています。

また、カフェだけではなく、四季折々、様々なイベントが開催されます。

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この建物は100年以上前に建てられ、内部は、伝統的な日本らしい構造になっています。

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七ヶ宿くらし研究所で働く藤田さんは、コーヒー淹れのプロフェッショナルです。彼はいつもコーヒーについての情報を調べています。

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七ヶ宿くらし研究所は午後を過ごすのに良い場所だと思います。テーブルを囲ったら、すばらしい時間の始まりです。

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七ヶ宿くらし研究所の住所の住所 : 宮城県七ヶ宿町字田中道下39-2

四季折々のイベントも開催されますよ。

七ヶ宿の白炭  ダイヤモンドを使ったクッキー

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カーボンは地球上で有名な元素のひとつでもあり、一方で、高価な鉱石であるダイヤモンドの成分でもあります。カーボンは燃料にも、ダイヤモンドにもなる成分ですが、七ヶ宿で暮らす佐藤光夫さんは、おいしいクッキーづくりに使用しています。七ヶ宿にある彼のお店「すみやのくらし」では、とても健康的で脂肪分のないケーキやお菓子を買うことができます。

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炭(カーボン)自体は、佐藤光夫さんが製造しています。彼はかつて、教師として働いていましたが、23年前から炭を作り始め、今では熟練者です。

彼は東北が好き、山が好きだったために、ここ七ヶ宿へ引っ越してきました。

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木に均等に熱を加えるために温度を丁寧に調整しながら、窯の中で約1時間焼くことで炭になります。

今では、彼に炭づくりを習いに来る人もいます。また、彼の自然好き、山好きは環境保全活動にも繋がっており、環境教育もしています。

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焼き終わった後、佐藤さんは炭を取り出し、火を消すために土に埋めます。

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佐藤さんが作る炭は、灰の色が白く、白炭と呼ばれ、他の方が制作する炭とは異なります。

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23年前から彼はこの生産活動を日々行っています。彼の作る炭は、炭として売ることはもちろんのことですが、お菓子作りや彼の家の燃料にも使用されます。

また、彼の作る炭は非常に品質が高いため、スカイツリーにあるソラマチでも期間限定で買うことができます。

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炭をクッキーに使うというのは佐藤光夫さんの奥さんのアイデアで、彼女は高脂質なものを食べることができません。佐藤さん夫妻は自然を愛し、とても明るい生活を送っています。

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すみやのくらし@七ヶ宿の白炭の住所は以下の通りです。彼の家にはとてもかわいい犬もいます。佐藤さん夫妻がいつも温かく迎えてくれますよ。

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