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亘理町は宮城県の南部に位置し、東部は太平洋に面しています。
丸森町を流れていた阿武隈川も、亘理町を流れています。
浜吉田いちご団地:山元町とはまた別のイチゴ
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亘理町は山元町と同様、イチゴ産業を有しており、今日は浜吉田いちご団地を見学しました。
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亘理町のイチゴは山元町のイチゴと同じ品種で、似たようなハウスで栽培されています。
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亘理町のイチゴは本当に高品質です。
農家は、イチゴを午後に収穫するそうです。
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亘理町のイチゴは、手作業で収穫されますが、イチゴの大きさではなく、別の基準でイチゴを選別しています。
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収穫されたイチゴのうちの数%は冷凍され、保存されます。
そして、これら冷凍イチゴもとてもおいしいのです。
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山元町のイチゴワールドは見た目もおしゃれなおいしいワインを完成させたのに対して、
亘理町は、イチゴジャムや、イチゴアイス、さらにはイチゴパンまで製造しています。
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このカラフルな乗り物は、イチゴアイスの販売者です。
まだ幼い学生たちは、この車の明るい音楽が遠くから聞こえるだけでワクワクするといいます。
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浜吉田いちご団地の住所は以下の通りです。
亘理避難丘:津波の遺構・祈念碑
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亘理避難丘は海の近くにある津波の遺構です。
亘理町も、山元町と同じように、2011年の津波で大きな被害を被った地域です。
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亘理避難丘のまわりには、建物がまったくありません。
津波にのみ込まれてしまったからです。
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この中心部から離れた場所は将来的には酪農用の土地へとして利用されるそうです。
どのように日本人が年を活用してきたのかをすることができました。
ひろ窯:評判のいい陶磁器
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亘理町にある「ひろ窯」は個性的な陶磁器を制作します。
ひろ窯のオーナーは加藤さんご夫妻で、30年以上も陶器を制作してきました。
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加藤さんご夫妻は、日本の陶器界を代表する作品を制作してます。
伊達家5代目藩主の時に戦争によって失われてしまった末家焼(ばっけやき)といわれる方法を加藤さんご夫妻が復活させました。
加藤さんご夫妻の作品には命が吹き込まれています。
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末家焼で制作された陶器はとても有名なので、毎年、日本政府が日本の素晴らしい陶器だと認め、国際的な展示会に持って行きます。
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加藤さんの電子窯は津波によって壊されてしまい、今では津波の辛い記憶を象徴するものとして残っています。
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新しい窯は、自宅のすぐ近くに置かれています。
彼は、正確に様々な温度を設定できる電子窯を購入しました。
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これらの素晴らしい陶器は来月オーストラリアへ輸出されます。
加藤さんご夫妻にお会いでき、そして陶器を購入させていただいたことをとても光栄に感じます。
ひろ窯の住所は以下の通りです。
中町カフェ : 古い着物に新しい命を吹き込む
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中町カフェは単なるカフェではありません。
芸術作品を展示する小さな美術館でもあります。
中町カフェで働く人は、手芸家でもあり、コーヒーを淹れる人でもあるのです。
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中町カフェの手芸は、古い着物などの和服から作られています。
着物は、日本の伝統的な服で、絹や綿から作られています。
伝統的な風習では、男性の着物は黒色で、女性の着物はカラフルなのだそうです。
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2011年の大震災の後、この地域に住む女性が、支援してくださった地域に感謝の気持ちを伝えようと、着物を加工し、アクセサリーや、小物をつくり始めました。
作り始めのころは、お礼をするために作っていましたが、、次第に有名になり、新しいファッションとして認知されていくようになりました。
手作りの巾着は、「FUGURO」というブランドになりました。
FUGUROは、日本の文化である、ものを大切にし、本当に使えなくなるまでリサイクルやリユースをするという行為のたまものです。
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これらの製品を作るためのミシンはカフェの中においてあります。
オーナーは、毎週、日本文化に興味のある地元の住民のために教室を開いています。
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FUGUROはすべて古い着物から作られました。それゆえ、同じものはこの世に存在しません。
中町カフェの住所は以下の通りです。