名取市の天候は、私のふるさとに似ています。
冬は気温が低いものの、乾燥しておらず、日の光が豊富です。
このまちをドライブするのは楽しく、景色を楽しみました。
建設中の場所がいくつも見られ、このまちが成長しているということがわかりますね。
10年後、15年後の名取市はどのような姿でしょうか?
高橋さん農家:おいしくて大人気な「せり」の秘密
「せり」は伝統的な野菜の一種で、日本に流通しているセリの70%は東北地方で生産されています。
私は日本に来たときから「せり」の大ファンで、中国のパクチーと似ていますが、もっとずっとおいしいです。
日本では、せりはお正月によく食べられていましたが、最近はせりが美味しいと、とても人気なので、一年中売られています。
今日は、せりがどう収穫され、出荷されているのかを高橋さんというせり農家の方に協力していただき、体験することができました。
高橋さんは、退職されるまで消防士を務めていました。今ではせりを生産して10年以上になります。
せりが美味しい理由は、セリを出荷するまでにそれはそれは大変な手間がかかっているからです。
まず、収穫体験をしました。
せりは収穫するまで約8ヶ月の期間を要し、収穫時には機械ではなく、人間による作業が必要です。
泥の中で膝立ちし、体の半分の高さまで水に浸かりながら収穫をします。これを収穫期には一日中やるというのです!
収穫をしたら、次はせりの泥を落とします。
せりは沼のような土壌で育つので、収穫時につく泥を落とす必要があるのです。
次に、健康的なせりのみを選別します。
せりは傷みやすいので、少しでも傷ついていたり、痛んでいるものは捨てられてしまいます。
なんと、収穫したせりの半数は捨てられてしまうのです。
高橋さんの奥さんが私にどう収穫するのかを教えてくれました。
最後に100グラムの束にまとめられ、集荷されます。
せりはどの部分もおいしいのです、なんと、根っこもおいしいんです。
せりの根は、中国のドクダミに似ています。
今回は、若くてきれいなお嫁さんに料理を振る舞っていただきました。
せりは、天ぷらやサラダにしてもおいしいです。
そして鴨や鶏肉との鍋も最高です。
高橋さんの家で、せりを味わい尽くしました。
ささ圭:二回目の訪問
昨日は、ささ圭で笹かまぼこの手焼き体験をし、味見をしました。
今日は、このおいしさの秘密を知るために工場見学をさせていただきました。
ささ圭は笹かまぼこ業界を牽引する存在でしたが、2011年の津波によって工場が破壊されてしまいました。
しかし、ささ圭の商品はとても人気で評判になっていたので、ささ圭が再スタートする追い風となりました。
ささ圭の工場で、最も驚いたことは、その清潔さ、衛生さです。
工場に入る際には、絶対に、3回の消毒をしなくてはなりません。
笹かまぼこは、理想とする深い味わいと、最高の舌触りに近づけるために、本当に様々な工程を必要とします。
ささ圭は東日本大震災後の東北魂を代表する企業だと思います。
この石碑には、ささ圭が震災後どのように復活してきたのかが書かれています。
ささ圭の工場の住所は以下の通りです。
熊野神社:夕日に映える素晴らしい建築
「熊」という漢字はついているものの、もちろん神社内に熊はいません。
熊野神社には太陽が沈む頃に着きました。
このとき、神社には誰も人がおらず、まるで詩に登場する神社のようでした。
とても美しい神社です。
熊野神社の住所は以下の通りです。