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今日の丸森町での旅を一言で表現しないといけないとしたら、私は「唯一」を選ぶと思います。
丸森町には「人生初体験」がたくさんありました。
世界中の国々について少ししか知らず、浅い知識しかないことをどうか許してほしいと思いますが、私は、この丸森町での経験にとても感動したのです。
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丸森町は宮城県の最南に位置し、仙台からおよそ車で一時間で到着します。
丸森という名前は、その漢字の通り、豊かな山々に囲まれた場所に位置していることから、丸森と名づけられました。
そして、阿武隈川もこの町を流れています。
丸森手すき和紙工房:日本の貴重な宝
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丸森手すき和紙工房は宍戸さんが経営しており、人生で初めて和紙の制作体験をしました。
とても面白かったです。
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和紙の制作過程は、普通の紙の制作過程と大差ありませんが、和紙は伝統的なしきたりにより、機械ではなく手作業で制作しなくてはなりません。
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信成さんは、この長く複雑な工程を完全に覚えています。
冬は、丸森の冷たい水がバクテリアの繁殖を抑制するため、不純物が少なく、質の高い和紙をつくる絶好の機会です。
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和紙の品質は、職人の力量に依存するので、宍戸ご夫妻は互いに協力し合うことで質の高い和紙を制作しています。
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ここ、丸森手すき和紙工房では、雁皮(ガンピ)の皮と三椏(三椏)の灌木の繊維を用いています。
宍戸ご夫妻は、毎日早起きし、森からこの木を採取します。
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和紙は、一般的にパルプから作られる紙より技術が必要で、特別な機会に和紙は使用されます。
例えば、小学校の卒業証書に丸森手すき和紙工房で制作された和紙が用いられています。
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また、ここでは和紙でポストカードの制作体験をすることもできます。
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丸森手すき和紙工房の住所は以下の通りです。
白木屋:居心地のいいラーメン屋
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白木屋は丸森町で有名なラーメン屋で、友達と行くのに適した場所です。
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白木屋は100年以上続くラーメン屋で、今の店主は5代目です。
今は、この5代目の店主と、彼の母親である4代目店主でこのお店を営んでいて、心から楽しんでラーメンを調理しています。
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白木屋のラーメンは、おいしいだけではなく、見た目もきれいです。
私は大盛のラーメンを注文しました。本当にここのラーメンはおいしかったのですが、ボリューム満点で食べきることができませんでした。
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白木屋の住所は以下の通りです。
藍染工房野風:食べても安全な織物
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午後には、藍染め工房野風にて、人生初の講師に教えてもらいながらの藍染め体験をしました。
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藍染めとは、糸や繊維、布などの織物に色を加えていく工程のことです。
また、藍には2種類あり、1つは自然の成分によるものと、もう1つは人工的に作られたものです。
藍染め工房野風では、自然成分によって作られたもので藍染め体験をすることができます。
この自然成分を用いた藍染めは、費用が人工のものよりかかってしまいますが、決して時間やお金が無駄になるものではありません。
なぜなら、人工の藍とは違いが明白だからです。自然成分のものは、とても綺麗で無害なので、製品の使い心地が最高です。
この染料を指にとって舐めても問題ありません。
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ドイツ人は、より安く、よりはやく染めるために人工的な染料を開発しましたが、
藍染め工房野風では日常生活で使う製品とは一線を画すために自然成分の染料を使用しています。
This is the pot for the dying process, usually it takes 8 to 12 rounds to finish dyeing.
ハンカチを染め終えると、次はそれを冷たい水できれいにします。
その後、ハンカチを乾かし、アイロンがけをします。
自分の作品の出来栄えに満足しています。
藍染め工房野風では、テーブルクロスや、ハンカチだけではなく、独特なデザインの服も人気です。
この藍色は不思議なくらい綺麗で、海を眺めているかのような感覚でした。
藍染め工房野風の住所は以下の通りです。
日本の保存用大根:野菜界のキャビア
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大根は、体に良い食べ物として知られていますが、ここ丸森で生産される大根はより栄養価が高く健康的です。
幸運なことに、その大根の生産現場に立ち会うことができました。
そして、その大根は本当においしかったです。
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大根はぶつ切りにされ、天日干しされます。
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感想が完了すると、生産者は大きさに準じて分けていきます。
実は、小さいものほど高く売れるんですよ。
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なぜなら、より小さいものほど、栄養が凝縮されているからです。
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この大根は、冬季にしか生産されません。
まだ水分を失っていない、採れたての大根を使用する必要があるからです。
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このような食べ物を保存する技術は、先祖の知恵によってもたらされているものであり、
それによって東北地方の人は栄養価が高くておいしい食べ物を冬にも食べることができました。
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このような大根は、日本のいたるところで販売され、日本人の冬の好物でもあります。
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私も、食べてみましたが、とても歯ごたえがありおいしかったです。
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