福島県沿岸部を縦断してみました。part2

福島県沿岸部を縦断してみました。part2

東日本大震災から6年が経過しました。仙台市に住む筆者は、自分の目で福島県の現状を見てこようと思い、福島県沿岸部を宮城県から茨城県まで続いている国道6号線を通り抜けてみました。
今回は、その様子を時系列に沿って、ご紹介したいと思います。
Part2では、午後の旅を紹介させていただきます
part1の記事を読んでいない方はこちらを先に一読下さい。

12:00 Jヴィレッジ


サッカープレイヤーの憧れの場所であるJヴィレッジは、素晴らしい天然芝のサッカーコートを南面も持つサッカー専用の合宿所でした。サッカー日本代表も利用したことがあるといいます。ここは、震災時に自衛隊のヘリコプターが発着場として利用したため、今では天然芝がありません。いつか、またここにサッカープレイヤーたちの笑顔が戻るといいなと思いました。

海岸沿いの鳥居

次の目的地に向かっていると、海岸沿いに鳥居が立っていることに気づきました。

車を降りて近づいてみると、橋が壊れてしまった影響で立ち入りができない状況になってしまっています。
近い将来、あの鳥居の下で写真を撮ることができる状況になることを願っています。

13:30 いわき・ら・ら・ミュウ

いわき市の観光名所であるアクアマリン福島の近くにある魚市場に到着しました。ここでは、千葉や宮城、北海道から新鮮な海産物が集まります。もちろん、いわき産の大きなホッキ貝など、地のものもあります。

市場にはバーベキューコンロが設置されているので、購入した新鮮な海の幸をその場で味わうこともできます。

今回筆者は新鮮な刺身とウニ丼をいただきました。

16:00 コミュタン福島

コミュタン福島では、震災とその復興に向けての取り組みが紹介されています。福島県の日々の放射線の状況や、世界との比較も可能です。
たくさんの写真や動画、また、科学技術を用いた展示物が多くあるので、楽しく学ぶことができます。さらに、解説員の方もいらっしゃるので詳しくお話を伺うこともできます。直径約12メートルの球体の中に入り、360度で楽しむ映像は圧巻でした。まずはここを訪れて、最先端のテクノロジーから東日本大震災についての理解を深めることをお勧めします。

まとめ


今回の縦断を通じて、福島県は本当に沿岸部の一部だけが危険で、それ以外は日本の他の地域と変わらない生活が営まれているように感じました。
よく、百聞は一見に如かずといいますが、まさにその通りだと思いました。福島について少しでも興味を持っている人には、福島県沿岸部縦断をお勧めします。

次は風景ではなく、福島県沿岸部の奮闘する人に着目した記事を掲載する予定ですので、ご期待ください。

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