福島県南部のいわき市にある”白水阿弥陀堂”。この建築物は福島県内で唯一国宝に指定されている建物で、平安時代後期に建てられました。
そんな白水阿弥陀堂は、美しい庭園と平安時代後期の阿弥陀堂建築と呼ばれる特徴的な作りで多くの観光客を魅了しています。
今回は白水阿弥陀堂を参拝してまいりましたので、ご紹介させていただきます。
美しい庭園
白水阿弥陀堂に到着すると間も無く、その美しい庭園と涼しそうに泳ぐコイ達が迎え入れてくれます。
この庭園は浄土式庭園と呼ばれる作りになっていて、京都にある平等院と同じ系統の作りをしているそうです。落ち着いた雰囲気に心が洗われます。
庭園を彩っている自然は秋が最も見ごろだそうなので、可能であれば秋頃に訪問するのが良いのかもしれませんね!
参考までに、秋の白水阿弥陀堂の動画を載せておきます。
歴史的背景
この白水阿弥陀堂は、東北地方で最も有名な都市の1つである、平泉にルーツを持っています。
白水阿弥陀堂は平安時代に栄華を極めた奥州藤原氏によって作られました。そのため、その様式は平泉にある毛越寺などの寺院と似ていて、「白水」という名前の文字は平泉の「泉」の部分を分解したものであるという説もあるそうです。
もしそのあたりの歴史についての知識があまりなくても、中にはいればお坊さんがしっかりと説明してくれるので、何の心配もありません!
まとめ
白水阿弥陀堂の落ち着いた雰囲気と、季節によって姿が変わる自然は私たちの綺麗にし、嫌なことを忘れさせてくれます。
もし東北地方に訪れることがあった際には、ぜひ白水阿弥陀堂を訪れてみてはいかがでしょうか?きっと、心地よい気持ちになれるかと思います。
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