りんごと人の暮らしぶり5選(青森県弘前市)

りんごと人の暮らしぶり5選(青森県弘前市)

はじめに

今回ツアーをアレンジ・アテンドしてくれたのは、
「人の暮らしぶり」をテーマに着地型旅行会社「たびすけ」を営む西谷雷佐氏です。

そして、ツアーガイドとして、冒頭。
「青森・弘前といえば!?今回の旅行のテーマは?」という質問から入りました。
当然、我々は「りんご」というステレオタイプな回答をすることになりました。
西谷氏もそれ自体は否定せず、「りんご」であっても、
それにはそこに住む人々の暮らしが必ずストーリーとして紐づいていると語ります。
今回は、そんなりんごに纏わる「人の暮らしぶり」コンテンツに注目してご紹介いたします。

1.地元が愛するアップルパイ

弘前市はりんごの生産量が全国1位です。
ということは、アップルパイも有名なのでは?と想像してしまいますよね。
はい。やはり街中にはアップルパイのお店が沢山ありました。
ケーキ屋さんがアップルパイを製造するケース、
アップルパイ専門店や、ホテルの喫茶店での提供、
その他、駅で売っているお土産品、などなど、
本当に多岐にわたりアップルパイが堪能できます。
いくつかのアップルパイを食べ比べしてみましたが、
美味しくいただくことができ、ただただ感動いたしました。
アップルパイは地元住民にも愛され、
そして観光客にも愛される。
地元民が食べるから観光客も食べる。
そんな「暮らしぶり」がアップルパイから感じ取る事ができました。

アップルパイガイドブック

2.りんご農家とシードル製造

「りんご農家は先祖代々受け継がれていくものだった。」
しかしながら、昨今は時代も変わり、
りんご農家の世代交代がうまくいっていない現状があるそうです。
そんな事を、りんご農家でありシードル製造を手がける高橋哲史さんよりお話を聞きました。
今後のりんご産業を考え、そのブランド・価値を高めていくことが、
農家に求められていると考え、Uターンでりんご農家を継いだと話します。
ある年、天災による大量のりんごを廃棄しなければならない状況に涙し、
その利活用としてシードル製造に乗り出したとのことです。
そんな活動が実り始め、新たなりんごブランドを作り、
人々が集う・その人々がりんごの素晴らしさ・可能性を知る。
ということを良いサイクルが創造されているということを感じました。
このような、現状の課題に向き合う次世代のりんご農家さんがいると知り感銘を受けました。
チャレンジ精神溢れる暮らしぶりをりんごからまた一つ見つけました。

弘前シードル工房kimori

3.りんご経済の司令塔 弘果

ここは、弘前・青森県内や近隣地方の果物(と言っても大方りんご)が集まる市場です。
民間企業でありながら、凄まじい経済(日本のりんご市場の殆ど)の司令塔です。
りんごをメインプロダクトとして、りんごのため、りんご農家のため、りんご産業のため、
物流のみならず、新種の研究開発なども行っています。
せりのシーンは圧巻でした。
ここに暮らす人は、りんご産業で生活を支えられているということがわかります。
卸市場は常に観光向けにオープンにしていませんが、
市場内の食堂などは一般の方も入れるみたいですので、
市場のちら見は可能です。
弘果HP
Youtube動画もありました。

4.アートと自然とりんご

日本有数の桜の名所といわれる弘前城にいくと、
りんごのアートが展示されていました。
期間限定ですが、りんごの季節に、歴史と合わせるのは素敵だなと感じました。
弘前城の後ろ側にある山は岩木山です。
岩木山から流れる水を使ってりんごは成長を遂げています。
そんなことをガイドさんはお話してくれました。
どこにいてもりんごが絡んでくる。
山と水、つまり自然と人々の暮らしは密接に関っているのだなと実感しました。

5.りんご箱のお話

市場に広がるものすごい数のりんご箱。
市場へ運搬される段階では、りんごはダンボールではなく、
この木の箱で出荷されるのです。
理由は、松の木箱は香りが良く、松によって赤みが増していくようです。
江戸時代から製造されはじめ、
今でもいい物としてこの伝統が続いているとのことです。
当然、この量の「箱」があるわけですから、
作る人・これを産業とする人がいるわけです。
代々、木箱を作る姥澤大さん案内のもと工場を見学させていただきましたが、
全て手作り。職人さんがトントンと本当に作っていました。
さらに、姥澤さんは、りんご箱の6次産業化!?を実現されております。
とてもおしゃれなインテリアや棚としてこのりんご箱を販売しているのです。
りんご農家同様、新たな価値を創造するため活動です。
箱一つからも人の暮らしぶり、創意工夫を垣間見ることができました。

Mono Haus

まとめ

弘前市はりんごが有名ですが、
「りんご」と「そこに住む人の暮らし」を合わせて見ながら観光するともっと面白い!
そんなことを教えてくれた旅でした。本当に最高の1日でした。

ツアー申し込みはこちら
たびすけHP

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