東北といえば、東北3大祭りです。
仙台七夕祭り、秋田竿灯祭り、青森ねぶた祭りの三つがそれにあたります。
そんな東北3大祭りの中で、
最も観光客が楽しむことができるのは、
青森ねぶた祭りだと筆者は考えます。
その理由は以下3点です。
①安価
衣装をレンタルすれば誰でも参加できる(衣装レンタルは4000円程度で安価)
②簡単
ねぶたの跳飛踊りは至ってシンプルですぐに覚えられます。
③行きやすい
陸路の充実(北海道新幹線の開通)、空路の充実(国際線も発着)
それでは早速「ねぶた祭り」の魅力をご紹介いたします。
2017年8月4日に取材に行ってまいりました。
お昼に行ってぶらり見学「ねぶた小屋」
まず昼間に訪れておきたいのはねぶた小屋です。
ねぶた小屋では、2~3ヶ月かけて骨組みから絵付けまで実施します。
地元や歴史に因んだ作品が毎年、企業や団体毎で作られます。
今年の作品例です。
作品の前で記念撮影もできます。
最強の体験型コンテンツ「ハネト」
ねぶたは見て楽しむのもそうですが、
ハネト(踊り手)として参加するのがねぶたの醍醐味。
予約は不要で、正装さえ着れば誰でも参加が可能です!
レンタル衣装は3000円~4000円程度でとてもリーズナブル。
借りれるお店も沢山あります。
取材チームも衣装チェンジです。着付けは10分程度で終わります。
■衣装レンタルお店リスト
神戸屋:(青森市堤町2) 017-723-3389
ワタナベサービス :(青森市長島2) 017-777-1388
トップテーラー青森店:(青森市橋本1) 017-773-2761
きものあつらえ処皆川:(青森市安方1) 017-781-7004
ピュアかとう:(青森市新町1) 090-5236-5374
フクシスポーツ:(青森市古川1) 017-723-3567
甲州屋洋服店:(青森市新町2) 017-722-3363
ハネトや:(青森市新町2) 017-774-2550
ねぶた貸衣装 なるみや:(青森市長島2) 017-775-3011
ラウンジあうる:(青森市橋本1) 017-723-8611
祭屋 :(青森市新町1) 090-7667-1522
藤田呉服店: (青森市新町1) 017-722-2473
※出展:青森ねぶた祭実行委員会事務局
肝心の踊りの説明をしますと、
「らっせーらー、らっせーらー」
とリーダーが声をかけたら、ハネトたちは、
「らっせーらっせーらっせーらー」
と声を上げてリピートします。
その時の踊りは、ケンケンを右、右、左、左と単調に繰り返すだけです。
至ってシンプルで、大人から子供まで、海外の方でも簡単に覚えられます。
上級者は跳ねが高く、上半身も激しく動くので、
高揚感はとても凄いです。
圧巻:ライトアップされたねぶた
ねぶたはそもそも七夕の灯篭の変化形という説もあります。
灯篭としてライトアップされているのでしょう。
やはり夜のねぶたは圧巻です。
※写真:パナソニックねぶた会2017年作品
宿泊施設は隣町がお勧め
青森市内のホテルはねぶたの時期は価格が高騰しています。
おとなり弘前や八戸も同じタイミングで大きな祭りが開催されているので、
お勧めのその間の町の宿です。
例えば、筆者は、浪岡という青森と弘前の間に位置する町で宿を取りました。
電車で20分程度でつき、しかも電車は空いています。
ついたのは、サンライズというラーメン屋と民宿を一緒にやっている施設です。
夜まで満席状態の美味しいラーメン屋さんでした。
祭りの後のラーメンは本当に美味。
短命県青森ならではの濃い味も最高です。
Airbnbで民泊体験なんかもお勧めです。
おわりに
特に海外の方は、日本の祭りには興味があるけど、
高い・難しい・行きにくいといった障壁があり、
なかなか祭りの体験までたどり着かないと良く聞きます。
ねぶたは全ての障壁が低く、気軽に参加できます。
しかし、東北を代表するお祭りです。
来年のねぶた祭りには是非お越しくださいませ。
屋台での買い食いや小物の御買い物も楽しいですよ!
※写真:青森生姜味噌おでん
※写真:ねぶたの鈴、ねぶた福財布
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