「かわまちてらす閖上」を取材しました!

「かわまちてらす閖上」を取材しました!

2019年4月に宮城県名取市閖上地区にオープンした「かわまちてらす閖上」は東日本大震災で甚大な被害が発生した閖上地区の商業の再興を目指し設立されました。2011年3月11日にたくさんのものが失われた閖上地区は、今日まで多くの方の努力と支援で新しく生まれ変わろうとしています。かわまちてらす閖上はそんな新しく生まれ変わった閖上を明るく照らす川辺の憩いのテラスになるよう願いが込められています。現在かわまちてらす閖上は26つの店舗が元気に営業されています!
その中からいくつかおすすめ店舗をご紹介します、ぜひ最後までご覧ください!

漁亭 浜や

震災発生以前から地元住民のみならず県内外から美味しい海鮮を求め行列のできていた名店「浜や」が閖上に復活。閖上の豊富な海産物をフルコースで味わえる漁亭です。秋には、名物はらこ飯が大人気ですよ!

※画像はイメージです

ももや

カツ丼やさんとして震災前から地元の人に愛されていたももや。震災でもとの店舗は流されてしまい、経営されていたご夫婦も帰らぬ人となってしまっていました。あのときのレシピは残っておらず、お店の再建は絶望的な状態でした。しかし、ももやのレシピ復活を願い料理人の方が、地元の方の声を丁寧に聞きながらようやく完成させたレシピで皆さんに温かいカツ丼をお届けしてくださっているそうです。

ICHIBIKO閖上

宮城県山元町で生産されているミガキイチゴをふんだんに使用したいちごみるくなどのいちごスイーツの販売を行っているお店です。宮城県山元町も震災で甚大な被害が発生し特産品であるいちご農家さんのビニールハウスの多くも流されてしましました。10年が経過した今農家さんのビニールハウス再建も徐々に進み、安定したいちごの生産ができるようになって来ました。甘くておいしいまさに「食べる宝石」と親しまれるいちごをぜひ味わってみてください!
※画像はイメージです

おきたまや

むかしなつかしい和菓子を販売しているお店です。店頭で焼いているお団子や、おまんじゅうなど香ばしいにおいがかわまちてらすに広がり食欲をそそります。季節に合わせた商品も豊富で夏にはかき氷などを楽しむこともできるそうです!

魚匠 鈴栄

明治29年創業の由緒ある問屋がオープンしたちりめん専門店です。主に閖上で水揚げされたしらすなどを使用し閖上の加工工場でおいしいちりめんに仕上げています。おいしいちりめんを地場産品ならではの手頃な値段でお買い物することができます。

いかがでしたでしょうか?
かわまちてらす閖上には多くのストーリーを持つお店がたくさんあります。
震災から10年が経過しますが、町の復興はまだまだ道半ば。買い物することで復興にも役立つことができ、訪れることで町はさらに元気になります。わたしたちひとりひとりができることから行動しこれからも被災地の復興のために頑張る人を応援できれば良いなと思います。みなさんもぜひかわまちてらす閖上に足を運んでみてください!

 

 

Comment On Facebook