猛暑の8月ももう終わり。
そんな夏といえばやっぱりお祭りですよね。
各地域でいろいろなお祭りがありますが、お祭りの数だけ踊りもあります。
今回は東北地方のお祭りで行われる踊りをご紹介します!
1,さんさ踊り
盛岡さんさ踊りは来年で第40回を迎える伝統あるお祭りです。さんさ踊りは子どもから大人まで、色とりどりの衣装に身を包んだ人々が踊りながら街をねり歩きます。たくさんの踊り子たちが太鼓のリズムに合わせて同時にステップを踏む様はまさに圧巻です。
そのパレードが終わった後にはだれでも参加することができる輪踊りが行われ、観光客も地域住民も一体となって祭りを盛り上げます。
さんさ踊りの「さんさ」とはかつて盛岡城下に現れたという悪鬼を退散させたときに昔の人々が「さんささんさ」と喜んで踊ったことに由来するそうです。
また、盛岡さんさ踊りは2014年に「和太鼓の同時演奏記録」でギネス世界一を獲得していて、毎年その記録更新に挑戦しているのだそう。
来年の開催は○月○日が予定されています。
2,鹿踊
読み方は「ししおどり、しかおどり」です。
江戸時代から受け継がれている踊りで、主に岩手県、宮城県、また四国の愛媛県でも踊られているそうです。
服装は鹿の頭部?のようなお面をかぶり布で覆った上半身をうまく使ってシカの動きを表現します。また身に着けた太鼓を叩きながら演奏とともに踊るのも岩手県や宮城県における多くの鹿踊の特徴です。
鹿踊りがみられる有名なお祭りには岩手県花巻市の花巻祭りがあります。ここでは200人以上の踊りに圧倒されます。
今年の開催は9月9日~11日となっています。
3,すずめ踊り
多くの地域で行われているすずめ踊り。東北地方で有名なものとしては仙台市の「すずめ踊り」があります。このすずめ踊りは毎年5月に仙台で開催される仙台・青葉まつり」で披露されます。また、その由来は1603年に仙台城が落城した際に踊られたという伝承にあります。扇子を左右に持ち、笛や太鼓に合わせたすずめのような軽やかな動きと、現代風のアレンジが特徴的です。
また夏祭りとしても行われており、毎年2日間開催されています。
このようにお祭りには欠かせない様々な踊り。
時にはそんな踊りにも注目してみて、さらには自分たちが参加することも日本の祭りの楽しみ方の1つかもしれませんね。
今回は3つ紹介させていただきましたが、見て楽しい、参加して楽しいお祭りや踊りはまだまだたくさんあります。写真だけでは伝わらない息遣いや音、におい、一体感など、五感で楽しんでみてはいかがでしょうか。
Comment On Facebook