今回は宮城県仙台市の奥座敷「作並」へやってきました。
仙台市街地より車で30分程度で着く作並は温泉地としても有名ですが、今回の目的地は日本産ウイスキーの製造元「ニッカウヰスキー仙台工場・宮城峡蒸留所」です。
ここでは、ウイスキーの製造工程やニッカウヰスキーの歴史について見学することができ、最後に試飲(飲み比べ)ができるとのこと!
早速レポートしていきます!
ニッカウヰスキー第2の故郷 宮城峡蒸留所
「北海道・余市」で蒸溜所をスタートさせてから約30年後、第二の蒸溜所の建設地として選ばれたのがここ「仙台・宮城峡」でした。
大自然に囲まれ、清らかな川が流れる宮城峡は、ウイスキーの名産地スコットランドのローランド地方に似ており、ウイスキー作りに最適な地であると感じていた創業者竹鶴政孝は、現地視察の際に、隣を流れる川の水で割ったウイスキーを飲み、この地に蒸溜所を建設することを決めたと言われています。
また、その川の名前が「新川川(にっかわがわ)」といい、社名と似ていることに更なる運命を感じたそうです。
広大な敷地内を工場見学
所要時間は約60分。
ガイドの方による、ウイスキーの製造工程やニッカウヰスキーの歴史についての案内を受けながら、蒸溜所内を見て回ることができます。
(ガイドは日本語のみですが、外国人向けにはスマホ用のツールがあるので安心です。)
宮城峡蒸留所のポットスチルは形が特徴的です。
蒸気を使い、長い時間をかけて蒸留することで、まろやかなウイスキーに仕上がるそうです。
貯蔵庫にはたくさんの樽が並んでいます。
熟成期間によるウイスキーの「香りの変化」を実際に嗅いで確かめることができます。
貯蔵期間によるウイスキーの「色の変化」を目で見て確かめることができます。
見学の後のお楽しみ
見学の後は、ゲストホールに通され、お楽しみの試飲の時間です!
ハイボールや水割りのおいしい飲み方も教えてもらえます。
この日の試飲は「竹鶴」「スーパーニッカ」「アップルワイン」の3種類でした。
(時期により変動があるそうです。)
カウンターには氷やお水、ソーダなどもあり、好きな飲み方で楽しむことができます。
運転手や未成年など、アルコールの飲めない方にはソフトドリンクも用意されています。
ゲストホールにはお土産コーナーも併設されており、ここでしか買えない限定商品や期間限定のお土産もあるので、試飲の後は忘れずにチェックしましょう!
まとめ
NHK連続テレビドラマ小説「マッサン」で取り上げられたこと、主力商品「竹鶴」がワールドウイスキーアワードで世界最高賞に選ばれたことなど、昨今のハイボール人気と相まって注目度がますます高まっているニッカウヰスキー。
是非一度、素晴らしい自然環境の中で育まれるニッカウヰスキーを体験してください。
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