先日、「東北地方に住んでいながら、平泉に行ったことがないなんてありえない!!」と友人に言われたことをきっかけに、ちょっとした時間を利用して平泉までドライブしてまいりました。
今回の記事では、どのように筆者が平泉を堪能してきたのか、そしてどのように楽しむべきだったのかについて、徹底的にレポートさせていただきます。
前回の記事はこちら
「向かった先は毛越寺!」
中尊寺を後にしてから向かった先は、世界遺産に登録された史跡の一つ「毛越寺」です。前回紹介した中尊寺からは、車で10分ほどの場所にあります。
平泉の考古学的遺産として、2011年に世界遺産として登録された毛越寺は身体の健康、延命寿命などのご利益があるとパワースポットとされています。
元来、この土地の環境は身体によく、様々な要素をポジティブにさせてくれるのだとか。
境内では一年を通して、祭りなどの行事が開催されています。一般の方向けに広く公開されていて、結婚式を行うこともできるそうです。世界遺産での結婚式は、忘れられない思い出になりそうですね。
「歴史と伝説」
毛越寺は慈覚大師によって開山され、藤原氏によって様々な建築物が建立されました。度重なる災禍のために建物は消失してしまいましたが、浄土庭園などは完全な状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の指定を受けています。
寺伝として残されているものによると、
慈覚大師が霧の中を歩いていたところ、地面に点々と白鹿の毛が落ちていました。
不思議に思い、毛をたどってみると、一匹の白鹿がうずくまっていました。
近づいてみると、白鹿は姿を消し、どこからともなく老人が現れ、
この地に堂宇を建立して霊場にせよと告げました。
その後、その地に慈覚大師は堂を建立しました。
これが毛越寺の起こりとされているのだそうです。人々には、「白鹿伝説」と呼ばれています。
「見どころは庭園」
毛越寺の一番の見どころは、美しい庭園です。中央の大きな池を中心に、美しい自然が広がっています。
こちらのサイトでは大きい毛越寺の庭園がコンパクトにまとめられていましたので、ぜひご参照くださいませ。
「多くの発見」
庭園をフラフラしていると、様々な発見があります。
突然ふとした角度で本堂が見えたり、趣深い建造物を発見できたり、
逞しさえ感じられる樹木に出会ったりなどなど。
100人いれば100通りの発見がありそうです。ぜひ自分なりの発見を写真に収め、友人にシェアしてください。
「まとめ」
朝の出発が遅かったことと、中尊寺に時間をかけすぎてしまったために、ざっくりした取材しかできませんでしたが、
近いうちにまた平泉に取材に行って、他の文化遺産をまわりたいと思います。
毛越寺の情報は以下に記載しておりますので、ご参照ください。
Information
住所
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58
電話番号
0191-46-2331
FAX
0191-46-4184
営業時間
午前8時30分〜午後5時
拝観料
大人
500円(団体:450円)
高校生
300円(団体:270円)
小・中学生
100円(団体:90円)
毛越寺
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