岩手県釜石市は、海と山が共存し、とてもきれいなところです。
今回の記事は、岩手県釜石市にある、絵本の舞台にもなった「こすもす公園」をご紹介します。
岩手県釜石市は、2011年の津波で甚大な被害を被りました。
そこで地元の子供たちを笑顔にするために、神主である藤井さんご夫妻が立ち上がり、このコスモス公園をつくりました。
ここ、コスモス公園には、シーソーやブランコ、滑り台など10種類以上の遊具があり、
これらは「子供たちを笑顔にしたい」と思う方々がすべて手作りで制作しました。
また、藤井さんご夫妻の気持ちは地元の人々だけではなく、世界中の人々を巻き込み、
例えばこの壁画はタイ在住の画家、阿部恭子さんがお書きになられました。
はじめは、耕作放棄地だった場所が、今ではこんなにすてきな場所に生まれ変わっています。
ここを訪れたときは午前8時ごろだったのにも関わらず、すでに子供たちが遊んでいました。
藤井さんは子供たちが笑顔になることが大人たちの幸せにもつながっているといいます。
また、大人たちの幸せは、ここ釜石市が震災から復活するエネルギーにつながるはずです。
こすもす公園には、レストランが併設されていたり、ピザ焼き体験ができる施設があったりと、半日楽しむのにぴったりな場所です。
家族にはもちろん、この場所のストーリーに触れたい大人だけの旅行にもおすすめです。
この未来へ向かって進む「こすもす公園」は、絵本にもなり、
ポプラ社から「あしたがすき」という題名で出版されています。
絵本についての情報はこちらから
こすもす公園の地図は以下の通りです。
次回の記事では、岩手県釜石市の海に注目します。
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