ラーチーゴー記者と行く宮城県南秋の旅〜2日目〜

ラーチーゴー記者と行く宮城県南秋の旅〜2日目〜

夏に宮城県南を取材した大人気訪日台湾人向けメディアの「ラーチーゴー」。今回は宮城県南の「秋」の取材を行うとのことでしたので、前回同様密着取材してまいりました。この記事は、その2日目の記事となります。1日目の記事はこちらから。

スポット1:阿武隈ライン舟下り

2日目の最初の目的地は、丸森町の阿武隈川の舟下り場です。

乗り場に行くとと船長たちがせっせと船を出す準備をしていました。

船の中には、大きな鍋がテーブルの上に並んでいます。鍋からのもくもくした暖かい湯気を見て、筆者の食欲は限界です。

宮城県の秋の名物料理「芋煮」を堪能しました!
船の上で少し冷たい風に触れながら、ホカホカの芋煮を食べて、充実した気分を味わえました!

川下りのコースは丸森の自然に囲まれ、船長さんが丸森の歌とともに、それぞれのスポットのお話をしてくれます。
地形や歴史はもちろん、住んでいる動物のことまで、物知り船長さんが詳しく教えてくださいます。

夏は納涼船、秋は芋煮舟、冬はこたつ舟として運航しているので、どの季節に行っても舟下りを楽しめますね!

Information

乗船料
1600円

住所
宮城県伊具郡丸森町字下滝12

スポット2:阿部果樹園

次に訪れたのは山元町のリンゴ園
山元町は美味しいイチゴで有名な町ですが、実はリンゴも有名です!

今回は、阿部果樹園にお邪魔しました。畑に足を運んでみると、木々には沢山の実がついています。
まんまるとした食べ頃のリンゴ。すごくおいしそうですね。

ここでは様々な種類のリンゴが育てられていて、市場には出回っていないようなレアリンゴもあるのだそうです!

今回は特別に、4種類のリンゴの食べ比べをさせていただきました!
(恵、香秋、ふじ、秋映)
実際に食べてみると同じりんごでも、その味や食感は全然違うのです!

筆者のお気に入りは、恵でした!
ジューシーで、食べた瞬間に目がうっとりしてしまうような甘みです。

これほどの新鮮なリンゴを食べ比べられるのは、リンゴ園だけです!皆さんも是非、この場所に足を運んでみてください!

スポット3:ウッドクラフト無房

次の目的地は、知る人ぞ知る「ウッドクラフト無房」

ここでは木だけを使って作られた作品がずらりと展示されています。

ユニークな形をしたコップ、お皿、お椀、ボール、キーホルダー、本立てなど様々ありますが、木の特性のために一つとして同じ作品はありません。
全てが世界に一つだけの作品なのです。


無房の作品は、木の事を知り尽くした職人、新沼さんによって作られています。

毎年のように遠くから足を運んで作品を買って帰るファンもいるそうです。
筆者も今までに見たことのない芸術作品に衝撃を受けて、一つずつ作品を手に取ってじっと見てしまいました。

木をどのように手に入れたのか、木の特徴はどんなものだったのかなど、一つ一つの作品にはストーリーがあり、想いが込められていることを新沼さんは語ってくださいました。

Information
TEL 0223-37-2365
宮城県亘理郡山元町山寺字新山58-2

スポット4:末家焼窯元ひろ窯

今日、最後の訪問地は亘理町にあるひろ窯です。

陶芸家夫婦である、お二人が暖かく入り口で迎えてくださいました。
末家焼の歴史と作品への想いについてお話を伺って、お待ちかねの陶芸体験をさせていただきました。

プロの陶芸家がマンツーマンで陶芸を教えてくださるので、初めての方でも安心です。
もちろん、作り方もビギナー用のものがしっかりと用意されています。

材料の粘土は子供の頃に遊んだものにように柔らかくて、子供心が戻ったような感じがしました。
最初は思ったように形を作れず苦戦しましたが、一旦コツをつかむとどんどん作業が進みます。

丁寧に仕上げた分、それが形として表れる。
そんな陶芸の魅力にのめりこんでしまいました。

時間はかかりましたが、体感としては完成まであっという間です。


作品は一か月後に自分のところに届けてもらえるそうです。
自分が作ったものを使えるのが楽しみですね。

夫婦ともに、陶芸家としてひろ窯の歴史を大切に受け継いでいる姿がとてもステキでした。

Information

営業時間
10:00~17:00

体験料
3000円

住所
宮城県岩沼市北長谷字畑向山南18 

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