岩手県一関市には約800年もの間受け継がれてきた「東山和紙」という伝統工芸があります。
今回は外国人も交えて、東山和紙の紙すき体験をしてきました!
通常、紙を作るためには、紙の原料となる楮(こうぞ)を刈取り、皮をはぎ、煮て……、という長い工程があるのですが、今回は「紙すき」はその長い工程の中でも最後の仕上げです。
その様子をレポートします!
白い紙をつくる
自分のデザインする紙の下地を作っていきます。格子状の網に、白い繊維を含んだ水をかけていきます。
すると繊維のみが網上に残り、ベースとなる白い下地のできあがりです。
色をつける
次に、黄、緑、赤、黒、茶、ピンクなど、11種類から選んで自由に色を付けていきます。
また、色付けだけでなくもみじの葉や花などのモチーフも入れることができます。
完成
紙すきが終わったところで、乾燥させれば完成。乾燥には数日かかるため、あとは、お店の方にお任せします。
1週間以内には世界に一枚だけの東山和紙が自宅に届きます!
まとめ
外国人の方にとって紙すき体験は初めての体験だったそうで、自分の手で自分だけの和紙をつくることで自分の手で直接日本の伝統文化を体験することができ、とても良い思い出になったと言っていました。
近くには、中尊寺や、猊鼻渓船下りなどの観光地もあるため、合わせて楽しまれてはいかがでしょうか。
店舗情報
店名:紙すき館
住所:岩手県一関市東山町長坂字町390
アクセス:一ノ関駅から大船渡線で猊鼻渓駅下車(30分500円) 猊鼻渓駅から徒歩5分
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