仙台は牛タン消費量日本一!(東北日本一特集)

仙台は牛タン消費量日本一!(東北日本一特集)

仙台市に県庁所在地をおく宮城県の牛タン消費量は日本一!年間なんと5千トンもの牛タンが食べられています。まさに仙台のソウルフードともいえる仙台牛タン。本日はその魅力について語っていきたいと思います。

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仙台牛タンの歴史

太平洋戦争後、日本復興初期の昭和23年当時、「太助」初代・佐野啓四郎氏が、オリジナルを追及して作ったのが始まりとされています。仙台牛タン開発の裏には、戦争未亡人の経営する焼き鳥屋がブームだったこの時代に、誰にも真似できないものを作りたいという思いがありました。比較的歴史が浅いようにも思われますが、その強いこだわりが、仙台牛タンを仙台の名物にしたのです。

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仙台牛タンの特徴

仙台牛タンの特徴は、なんといってもその厚さ。普通、牛タンといえば薄くスライスされたものが多い中、仙台牛タンは贅沢にも、かたい先端部は一切使用せず、中の柔らかい部分のみを厳選して厚切りにしており、柔らかいのに食べ応えがあります。また、切れ目をいれて塩、タレに1、2日、冷蔵庫でつけこむという、手の込んだ工夫もなされています。

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進化する牛タンメニューの数々

固いとされる舌の先端部はスープ、佃煮、カレー、シチューなどに使用されるため、捨てられる部分や無駄は一切ありません。また、最近ではメニュー開発も行われており、ハンバーグなどの新商品も続々と開発されています。牛タンを家でも食べたいという人のために開発された真空パック牛タンは、お店で出されるものとほとんど変わらないクオリティで味わうことができ、仙台土産の定番としても定着しつつあります。牛タンの缶詰、レトルトも要チェックです。

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誰にも真似できないオリジナルを

先代のこの精神は現代でも受け継がれ、日々新商品の開発や牛タンの改良などにいそしむ牛タン生産者の姿に重なります。牛タンに抵抗のある外国人の方にぴったりなメニューもございますので、仙台を訪れた際は是非ご賞味ください。

Pictures:Gyutan Tasuke & Date no Gyutan

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