東京オリンピックのボート競技の会場候補地として一時期話題に上った宮城県登米市(このブログでも過去に紹介)が、名物の「はっと」をPRするために作成した動画『Go! Hatto 登米無双(ゴハット トメムソウ)』という市のPR動画が、とにかくぶっ飛んでいるということで話題になっています。
今回はこのぶっ飛んだPR動画とともに、登米市の郷土料理である「はっと」の魅力をレポートします!
登米市「はっと」PR動画『Go! Hatto 登米無双』
この動画では特殊メイクやCGは一切使っておらず、殺陣歴約30年、御歳61歳の金子早苗さんが主演のトメさんを演じています。
ロケ地として、2020年東京オリンピック・パラリンピックのボート、カヌー・スプリント競技場候補地として話題となった長沼や、国指定重要文化財である教育資料館(旧登米高等尋常小学校)など、登米市の名所ズラリ!
撮影には、多くの登米住民をはじめ、登米市の市長・副市長、登米市のゆるキャラ「はっとン」など、登米市全体が一丸となった作品となっています。
登米市についておさらい
tohoku365では、登米市に関する記事をこれまで3つ書いています。
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登米市の郷土料理「はっと」とは?
「はっと」とは、小麦粉を水で練って熟成させたものを、薄くのばしてゆで上げた、登米市の郷土料理です。
醤油ベースの出汁で食べるのが一般的ですが、あんこやずんだなどに絡めて甘味として食べられることもあります。
登米市は昔から日本でも有数の米処でしたが、そのほとんどが年貢として納められてしまっていたため、米の代用品として小麦を練ったものをり上げた食べ物を作て飢えをしのいでいました。
それが農民の間に浸透し、「このままでは百姓が米づくりに精を出さなくなってしまう」と危惧した領主が、この食べ物を禁止するようになり、それが「はっと(ご法度)」の語源になったといわれています。
まとめ
東京オリンピックのボート競技の会場候補地としても話題になった登米市ですが、自然が豊かで時間がゆっくり感じられる素晴らしい観光地です。
この動画が気になったら、ぜひ一度、実際に足を運んでみてください。
[aside type=”boader”]参照元:「Go! Hatto 登米無双」公式サイト、YouTube[/aside]
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